FlowCards 2.1.0 をリリースしました
2.0.0でいくつか問題があったため、FlowCards の新バージョン 2.1.0 をリリースしました。
主な変更点
- 添付ファイル機能の追加: 画像、動画、テキスト、PDF、オフィス系のファイルをカードに添付できます。
- バグフィックス: 数件の不具合を修正しました
気になる未対応の点
- 動画のサムネイル: 現状、動画を添付したカードはサムネイルが表示されず、アイコン表示になっています。次回のリリースで対応する予定です。
開発でAIツールを使うことについて
今回も主に Gemini CLI を活用して開発を進めました。AIは開発効率を上げてくれますが、いくつか注意点もあります。
- 修正ミスの発生: 複雑な修正になると、意図しない変更が混ざることがあります。ある機能を直すと別の機能に影響が出る、ということが度々発生しました。
- 置換ツールの不安定さ: ソースコードの修正に内部的に "Replace" のようなテキスト置換処理を使っているようですが、長時間の利用やコンテキストの増加により失敗することがあります。失敗時には対象ファイルが予想と異なる旨のエラーが出るため、手動確認が必要でした。
個人的には、AIに任せる場合でも、変更前後の diff を毎回確認するワークフローが重要だと感じています。diff の取得に時間がかかる場合は確認の有無を選べるとよいですが、簡単なテキストファイルの置換であっても自動で実行して失敗されるのは避けたいところです。
今回の 2.1.0 でも見逃しによる不具合が残っている可能性はあるため、引き続き注意深く改善を続けていきます。